2023今年も予約が始まりました!

こちらからどうぞ!

シュトレーン

ドイツではクリスマスを待つ4週間のアドヴェント(待降節)のあいだ、

少しづつスライスしてシュトレーンを食べる習慣があります。

ドライフルーツ、バターの風味が日ごとにパンへ移って行くため、日々美味しくなり、

クリスマスが待ち遠しくなるのだそうです。

日持ちのするパンです。

クリスマスに向けて少しづつ食べて下さいね!

ぱんだでは夏にドライフルーツを仕込みます。

赤ワイン、ブランデー、ラム酒にレーズン、オレンジピールを

漬け込みます。長い時間をかけるほど美味しくなります!

ぱんだシュトレーン物語

 

修行時代…シュトーレンは面倒くさいだけのものでした。美味しくないし、売れないし…。

独立後、やはりクリスマスが近づくと嫌な記憶が蘇ります。

そこで「どうせなら少々高くなってもいいから、美味しいと思うシュトレーンを作ろう!」と一念発起!

嫌いな(出来合いの)ドライフルーツミックスをやめて自家製で作る事から始めました。

そして香辛料の類を全てやめ自分好みの配合に・・。

 

結果1280円というぱんだでは高額の物になり、売れる自信が持てなく、最初の製造数は12本・・・。

たった12本ですが売れないのです。

しかし味には自信があったのでお金持ち風のお客様に試食をしてもらうと「美味しい」と買って下さいました。

でもなかなかそんな人はいません・・・。

ある年、キリスト教関係で夜中にボランティアで

働いている団体に夜食の注文を受けました。

そして残りそうなシュトレーンを差し入れしたら

「すごく美味しい!20本程欲しい!」と注文が入り出す様に!!!

それからです。店でも少しづつ認知され売れるようになり、またSNSの影響もあり口コミなどで「美味しい」と評判になりました。

今では400本を製造しています。

大袈裟かも知れませんがシュトレーンは

神様がぱんだにくれたプレゼントなんだと思いながら

1本1本大切に作っています。